膝の痛みは筋肉や関節の構造上、痛む部位によって原因が変わってきます。たとえば、膝外側の痛みと言っても、腸脛靭帯か外側側副靱帯か半月板か大腿二頭筋か膝窩筋か…などと、どこがどうなって痛みがでているのかでケアも変わってきたりします。
ただ、どれもその部位にストレスがかかってることは一緒であり、そのストレスの多くは捻れだったりします。
捻じれとは？なぜ起こるのか。
身体にはいくつもの関節があり、関節があることで身体がしなやかに動かすことができます。関節は骨と骨の接合部になります。骨には筋肉が付着しているので、関節には筋肉が大きく関わっています。そして、当然ですが筋肉があることで関節を動かすことが出来ます。
ここで問題が起こってくるのが、一つの関節に対し構成する筋肉が一つではないということです。曲げる伸ばす回旋するなどの動きをするためにたくさんの筋肉で構成されているので、その分ひとつの筋が上手く動かなければ、他の筋肉にも影響が出てきて、それが関節の動きにも影響してきます。それが捻じれにつながっていきます。
これはその近くの筋肉がそうなっているだけではなく、例えば膝なら肩から捻れが始まっている場合や腹筋から捻れてる場合など沢山あります。
もちろん、原因となる部分のケアをしないと改善はしにくいのですが、その特定は難しいのでできるケアとしては、まずは患部のストレスを抜いてあげることが大事になります。
膝周りの関節と筋肉のケア
先ほど、お伝えしたストレス抜くという話ですが、これがマッサージやストレッチだけでは筋肉にアプローチできても、関節にたまっているストレスは抜けにくいです。関節の疲労は適度に動かすことが大事になってきますが、かといって今の癖のまま動かしても、余計に疲労がたまる場合もあります。
その時にやるケアが関節のリセットという、関節を他動的に動かすやり方になります。関節を他動的といっても分かりにくいので、1分で簡単にできる膝のセルフケアを動画にしましたので、是非ご覧ください。
いかがだったでしょうか。是非、動画をみて頂き、日ごろのケアにお役立てください(^^)/
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